◇2018年2月3日(土) 晴れ 10:00~12:00
Q:京都、伏見稲荷では野鳥の焼き鳥(スズメ等)を食べさせてい
ると聞いたが、野鳥の会として黙って見ているのか、とお叱りを
受けたことがある。
早速あちこちから情報を集め調べてみることにした。
現在の法律では何の問題もなく合法的だ。
狩猟鳥であるスズメを猟期に捕獲(または有害鳥獣捕獲)、販売し
たとしても何ら問題ではない。
でも、どうしてもやめさせたいと思うのなら、京都府の狩猟対象種の
中から「スズメ」を削除できればよいのではないだろうか。
ちなみに京都蛸薬師にある「錦市場」でもスズメの焼き鳥を販売して
いる。店主に入手経路を聞くとベトナムから輸入しているといい、
最近では若い人たちが良く買って食べるという。
帰って調べてみると、2015年11月7日から鳥インフルエンザの関係で
ベトナムから野鳥の輸入は禁止されているはずだ。
(資料・環境省2017年3月26日現在)
以前、輸入実態について調べたことがあるが、冷凍にしたスズメを
冷凍食品として他のものにまぎれこませておけば海外からスズメを送
る場合など、いとも簡単に送ることができるのだ。
伏見稲荷で販売されているウズラは、確認したところ養殖もの。ス
ズメについては、ウズラ等とは違い、何故か店頭で食するのは禁止と
書いてある。店主に理由を聞いたところ、「数がすくないから」と的を
えない回答が返ってきた。知り合いの猟師Mさんがせっせと無双網
でスズメを捕獲してこちらの店に納めているはず、と返すと、それでも
少なくて…と言っていた。Mさんもかなりのお歳、捕獲量が減っている
のかもしれない。Mさんが猟師を辞めたら、京都から野鳥の焼き鳥が
姿をけすのだろうか・・・
そのような日が1日も早く来ればいいのに・・ (K・N)
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