2024年11月2日土曜日

電話相談から  「ドバトを飼ってみたのですが.......」

 10月30日

電話相談:相手はご夫人らしい・・

自宅のマンションに毎日やってきたドバトが繁殖したという。

ハトの親の意向は考えずに可愛いので部屋で飼ってみたという。

次第に大きくなり、世話が大変になってきた。

そうだ!保護団体に相談しよう。お願いすれば代わりに育てて

くれるだろう。・・・と言うことらしい。

それはできません!、と言うとそれでは保護団体って何をするんですか?。

「開いた口が塞がらない」ってこういう時に使う言葉でしょうか?。

観察会、研修会、会議、原稿書き等に日夜悩まされているのに、と。

「保護」について話しましょうといい・・

終生面倒を見るつもりなら育てて見るのもいい。でも、それが

できないのなら、やりたくないのなら手を出してはいけない。

別の方法を考えるべきだと思う、と言った。

もっと、もっと「保護」についてみんなと一緒に考えて見たいなぁ~。


※因みにドバトは外来種であり、京都では保護の対象から外れている。


 

2024年7月9日火曜日

キセキレイのヒナ

 早朝からけたたましく電話のベルが鳴った。

聞くと、道を歩いててキセキレイのヒナを保護してしまった。

一週間くらいになると思うが、どうすればいいか・・と。

どのような状態で保護したのかを聞いてみると、

なんと、傍に親がいたという。

親が傍にいるのに連れて帰ってきたと。

今頃親は子どもを誘拐されたと思って泣いているだろう。

彼女に悪気は無かったと思う。ただ、助けてやろうと思っって

連れて帰ったのだろう。

キセキレイも大きくなり、果たしてエサをどうすれば良いのかを

考えているのだという。

ネットでキセキレイの餌を調べ、親がするようにエサを見つ

けるしか方法はないのではと、つれない返事をしてしまった。

やむを得ずこのまま野に放つか・・

 

私たちに親の替わりはできないことを知って欲しい。

保護するって事の意味をよ~く考えてからヒナを拾って欲しい。

 

2024年7月3日水曜日

カスミ網を販売

 2024626日(水)

使用禁止のカスミ網を販売したとして警視庁は鳥獣保護法違反の

容疑で会社社長のを書類送検した。

網を購入した8人の客も書類送検した。オオルリやコマドリなど

9種・41羽を押収、網を使用し23羽を密猟した客もいた。

2024年5月13日月曜日

4月14日 密対連総会の議事録

4月14日に京都で開催された密対連総会の議事録を公開します。

      議事録 → こちら(PDF)

2024年3月14日木曜日

密猟110番情報・総会のご案内

まだまだ密猟(カスミ網やおとりによる)や違法飼養が多いようです。

2023年には愛知県では捜査の結果メジロ等の野鳥を20羽押収し、愛媛県では3署が合同でガサ入れを実施、メジロ等25羽を押収したという経緯があります。

また、最近では巡回中のお巡りさんが見っけということもあり、警察との学習会がおすすめかも?


「密猟110番」通報

    2024年   
奈良県 1月15日    県警本部宛捜査依頼を(着手)
三重県 1月10日    日本野鳥の会
茨城県 1月12日    県警本部宛捜査依頼を(着手?)
メール 1月13日  茶道具に猛禽類の羽根が
埼玉県 2月24日    県警本部宛捜査依頼を(着手)
ネット 2月25日  鳥籠の販売(忠告で撤去)
ネット 3月11日             〃
愛媛県 3月10日  飼養状況(R4年で45羽)


総会のご案内(京都で開催します)

4月14日(日)

2023年の活動報告
2024年の会計報告と予算案の承認
その他、各地での報告などいろいろ。





                        



2023年6月14日水曜日

「カスミ網密猟根絶をめざして!」~日本野鳥の会・密猟対策連絡会の取り組み~ ブックレットのご紹介 

 1992年、(財)日本野鳥の会では、野鳥を守る目的で「かすみ網対策会議」を発足させ、かすみ網の捕獲目的所持、販売禁止に向けて活動を開始した。

活動の成果が実を結びやがて法改正を成し遂げ、その時の組織を移行し発足したのが「密対連」。

この度、日本野鳥の会ではブックレットを作成した。カスミ網運動の経緯や法改正に至る長い道のりの数々。関わる全ての内容が記載されているのでここに紹介させていただきます。

ブックレット(PDF) → こちら



2022年10月29日土曜日

京都府の違法飼養摘発 

京都での違法飼養(オオルリ2羽、ウグイス1羽)摘発までの経緯

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 5月9日 事務局は、壬生坊城団地の違法飼養の通報を受ける。

10月22日 5ケ月あまりで個体を押収、救護センターへ搬送することができました。

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【経緯】

6月22日 京都府警本部宛捜査依頼文書を送付。担当は中京署(担当、Y、U部長)

8月22日 音沙汰がないのでこちらから中京署生活安全課へ電話する。

     明日、現場へ出向くので野鳥に詳しい方に同行してほしいと言われ快諾する。


8月23日 現地調査(Y、Y、連盟会員と中京署員)その後、調書作成が行われる、

     調書を裁判所へ送り、回答を得て警察は強制捜査を行うことができる。


9月15日 事務局はしびれを切らして中京署に経過を聞く。
     担当のUさんは只今準備中とか・・

     警察に京都の鑑定人Wさんを紹介し、同時にWさんに鑑定を依頼する。

     救護は動物園に託す予定。


10月2日 ガサ入れが実施される

     違法飼養(法27条違反)個体を押収(オオルリ2羽、ウグイス1羽)

                                  以上