早朝からけたたましく電話のベルが鳴った。
聞くと、道を歩いててキセキレイのヒナを保護してしまった。
一週間くらいになると思うが、どうすればいいか・・と。
どのような状態で保護したのかを聞いてみると、
なんと、傍に親がいたという。
親が傍にいるのに連れて帰ってきたと。
今頃親は子どもを誘拐されたと思って泣いているだろう。
彼女に悪気は無かったと思う。ただ、助けてやろうと思っって
連れて帰ったのだろう。
キセキレイも大きくなり、果たしてエサをどうすれば良いのかを
考えているのだという。
ネットでキセキレイの餌を調べ、親がするようにエサを見つ
けるしか方法はないのではと、つれない返事をしてしまった。
やむを得ずこのまま野に放つか・・
私たちに親の替わりはできないことを知って欲しい。
保護するって事の意味をよ~く考えてからヒナを拾って欲しい。